こんちは!
阪神西宮の藤本整骨院・フジモンです。
今日のお題は子どもの脚の痛みです。
来院されたメンバーさんから
ご相談いただきました。
「夜中に突然子どもが起きて来て
脚が痛い!と泣くんだけど、大丈夫かな?」というご相談。
ウチの子もちょいちょいあります。
低学年くらいまでに多いのではないでしょうか。
何が起こっているのか、
どう対処すればいいのか?
まとめてみました。
最後に重要な注意点も書いています。
しっかり読んでくださいね。
まず、結論からお伝えすると、
ほとんどの場合が、
“疲労からくる痛み”です。
いわゆる筋肉痛です。
「あっ、そうなの〜〜?」
「じゃあ寝かしとけばいいかな」
とは考えないで欲しいのです!
子どもはとっても不安
筋肉痛と聞けば、
大人なら知っているし、
人によっては
心地よいと感じるぐらい。
(好きでトレーニングする人とかね)
でも、小さなお子さんに
筋肉痛を理解してもらうのは
意外と難しいんです。
そもそも、小さな子供はあまり筋肉痛になりません。
「なんで?筋力も弱くて筋量も少ないのに?」
と、思われるかもしれません。
しかし、小さなお子さんは
・体重が軽い。
・動き自体が合理的で、
負担の掛かりにくい動作をしている。
・合理的なので、筋肉に過剰な負荷を
掛ける前に、「疲れた」って休む。
(または寝落ち(´ー`))
逆を言えば、
筋肉痛になるのは
・決められた動作(自由度かわ少ない固まった動作)ばかりした時
・休むのを忘れるほど楽しく遊び回った日
になります。
そんな子どもたちにとって
筋肉痛は訳の分からない痛みであり
不安要素いっぱいです。
不安が高まればより痛く感じます。
不安と痛みの関係は以前書いた
こちらの記事に詳しく書いてます→ここをタップ
また、寝てる間に体温は下がり
特に足は冷えています。
冷えも痛みを強く感じてしまう要素です。
対処法
まず、お子さんの訴えをしっかり聞いてあげる。
痛む所をさすってあげる。
暖かくして寝かせてあげる。
ただし!
始めに書いたように注意点があります。
この対処法は
あくまでも筋肉痛・疲労に対するものです。
あしが痛む原因で気を付けなければいけないのは
・捻挫や打撲などのけが
・骨腫瘍などの病気
この可能性も初めから除外せずに
頭に入れておいてください。
一般の方が判断するのは難しいかもしれませんが
目安として以下のことに注意してみてください。
・痛む部位はピンポイントか?
(筋肉痛の場合は子供が訴える部位が広く
コロコロ変わることがある。
ケガの場合はピンポイントで訴えることが多い)
・痛む部位の腫れ・発熱、また体温は高くないか?
(痛みを訴える部位周囲に腫れ・発熱があったり、
体温が高い場合はケガや病気の可能性もあります。
筋肉痛はほとんどの場合、高い熱はでません)
痛みが続いている・繰り返す
(筋肉痛の場合翌日にはケロッとしていることが多い。
次の日も痛がる場合や同じ部位に繰り返し痛みを訴える場合は
念のため医療機関を受診してください。)
以上、
大人にとっての常識は
子どもには通用しません。
お子さんの小さなサインを
見逃さないでくださいね。
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藤本 理史
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